導入事例

suswork株式会社 田岡様

suswork株式会社 田岡様

企業のマーケティング戦略の策定・実行を支援するsuswork株式会社の田岡様に、戦略策定におけるアンケート活用や、セルフ型アンケートツール「GMO Ask」の魅力について伺いました。

戦略策定にむけた仮説検証にアンケートを有効活用する

ご経歴について教えて下さい

過去の経歴としてはネスレ日本株式会社の「ネスレドルチェグスト」、「ミロ」のブランド担当、その後、WeWork Japan 合同会社でブランドマーケティング責任者、動画系スタートアップの株式会社リチカのCMOを経験してきました。
2022年にsuswork(サスワーク)株式会社を立ち上げ、主にスタートアップ企業や大企業様、BtoBからBtoCまで、BtoBでは特にDtoCブランドなど、幅広いお客様のブランド戦略やマーケティング戦略構築から戦略実行のご支援をしています。

マーケティングの上流においてどのようにアンケートを活用してきましたか?また、活用していますか?

過去、大きく2つの目的で調査を実施することが多かったと思います。

まずは、自社のブランドや顧客について定点的に認識するための調査。ブランドや顧客について、またそのトレンドについて、常に高い解像度で理解しておくことが、ブランド活動、マーケティング活動をする上で、全ての礎になる部分だと思っています。
そのため、市場への認知度調査や既存顧客への満足度調査は頻繁に実施してきました。

また、特にまだ顧客を理解しきれていない新商品やスタートアップにおいては、戦略仮説検証としての調査も極めて重要かと考えます。まずは、どのようなお客様の、どんな課題を解決しているのか、もしくはどのような価値を提供でき得るのかという仮説をいくつか立てる。その仮説がどの程度確からしいか検証するというものです。もちろん手法はアンケートに限りません。

まとめると定点調査としてのアンケートもあれば、仮説検証としてのアンケートもありますが、新しいビジネスを立ち上げる上では意外と必要性がより高いのは後者で、戦略策定にむけた仮説検証において、アンケートも有効に使っていくことが求められていくのではないかと思っています。

GMO Askなら使い慣れたGoogle Forms®とスプレッドシートでアンケートの実施・集計ができる

色々なセルフ型アンケートツールがある中で、GMO Askを選ばれた理由を教えて下さい。

いくつかのリサーチパネルを活用させていただいていますが、GMO AskについてはGoogle Forms®との連携やクレジットカード決済など、アンケートをクイックに実施できると思い、選びました。
Google Forms®連携については、普段から利用しているGoogleのスプレッドシートやLooker Studioという分析ツールを使用して集計・分析ができるので、自分で戦略を考え、仮説を立て、すぐにリサーチをしたいという方でも、無駄な工数をかけずに実施できると思いました。

GMO Askを実際利用してみての評価できるポイント、改善ポイントを教えて下さい。

評価できるポイントとしては、1つ目はやはり本当の意味で無駄な工数がかからないことかなと思います。普段の業務でフォームを作るのにGoogle Forms®を使っている方、スプレッドシートで分析をしている方は実際多いと思いますが、その延長線上でそのままにアンケートができるのは強みだと思います。
2つ目はUX/UIが本当に分かりやすいこと、3つ目はいくつかの属性のフィルタリングや、割付けも一定できることは強みだと思います。

改善ポイントとしては、1つ目は職種のフィルターの粒度がもっと細かくなったらいいなと思います。例えば、B2Bブランドの調査では、企業の人事にアンケートを配信したい場合に、バックオフィスまでしか絞れないため、どのくらい集めたら良いのか分からない、効率が悪いということがあるかなと思いました。今後の改善に期待しています。
2つ目は審査時間が3日ほどかかりますが、短縮されるとGMO Askのクイックさがより活かせるのではないかと思います。

顧客の定義や理解の手法の一つとしてリサーチを効果的に使うことが重要

セルフ型アンケートツールで得られたデータをどのように活用されていますか?

私の場合は、お客さんとマーケティング戦略ワークショップを通じて一緒に戦略を考える際、特に戦略仮説を検証する場面で、これらのデータを1つのソースとして活用しています。例えば、何かの仮説をさらに深掘りするときに、リサーチの集計結果をクロスさせてみると、こうですね。といったように、お客さんとその場で一緒にダッシュボードを見ながら議論を深掘りする題材にするという使い方をしています。

従来型のリサーチ会社に依頼して作成してもらうレポートは、自分でより詳細なクロスを見たいと思ってもできない、もしくは一度持ち帰りで後日提出というような静的なものが多かったと思いますが、セルフ型アンケートは、Looker Studioなどの分析ツールと組み合わせることで、その場で瞬時に見れる動的なリサーチであることが強みなのかなと思います。

スタートアップ企業の方にメッセージをぜひお願いします。

自分自身も1つのスタートアップであり、マーケティング以外にも事業をしているのですが、その中で最も重要なのは、お客さんが誰かというのを定義すること、徹底的に理解することだと思っています。よく顧客解像度みたいな話がありますが、その前にそもそも顧客とは誰なのか定義できていないケースが少なくありません。
顧客の定義や理解が極めて重要になってくるとしたときに、1つの手法としてリサーチをどう効果的に使うのかということをフラットに考えてみていく必要があるのかなと思っています。

単なる数字の羅列ではなく、戦略仮説を検証するもの、お客さんをより深く理解するためのものとしてリサーチはまだまだもっと上手く使えるはずだと思っています。
敢えて付け加えるなら、もちろんリサーチだけでお客さんを理解できると思わず、お客さんを深く理解するために、実際のインタビューや対話なども含めあらゆる手段をフラットに活用していくことが大事だと考えています。

まずはお気軽に
ご相談ください!

お問い合わせ